04.29
『弓』キム・ギドク
純愛、究極の愛みたいなキャッチになってるけど、これはつまりロリコン老人の恋物語だよね。映像は綺麗だったけど、設定がマニアック過ぎて女子にはキツめの作品だったかも。ところで、日本では未熟さをウリにしたアメリカ型のロリータがメジャーだけど、韓国では、男を破滅させるようなフランス型のロリータがメジャーなの?隣の国のそういう部分、少し気になる。
『幸福のスイッチ』安田真奈
コンパクトにまとまっていて観やすい作品。ツンデレ番長上野樹里が良いです。
フィクションとして普通に面白かった。一応実在の女編集長をベースにした物語みたいなんだけど、ヒロインのアン・ハサウェイが鬼上司メリル・ストリープを「彼女が男だったら誰も彼女を批判しないわ」って擁護するところとか、でもそのアン・ハサウェイをセンスアップさせていくのがことごとく善意の男性たちだったりとか。それってどうなの…的な気持ちを残しつつも、あまり深く考えずに見ればそれなりに楽しめる作品。
『The Devil And DANIEL JOHNSTON』ジェフ・フォイヤージーク
傑作。
傑作過ぎて悲しい。
原作よりずっとずっと生々しくなっていて少し驚いた。拒食のイラストレータ塔子を演じた岩瀬塔子がなかなかよかったです。