12.20

半分徹夜で朝から文科省。アートな匂いが一切しないビル。こういう世界もあるんだな、というか世の中の大半はこんな感じなんだよなと認識。朝、スーツで行こうかと迷ったけど、やり過ぎな気がして普段の格好で行ったら、ビルの中では思い切り浮いていた。髪もメイクも服もバックも、ナチュラルという名のユルさ全開テイストを選択した結果、思い切り外しちゃったテヘ!という結果になった。それはそれで面白かったのだけど、ユルさを評価する空気はこのビルの中には存在しないということを学んだ。ゆとり教育って一体…。概要説明の後、顔合わせ的なMTGにちょろっと参加。電力を必要とする技術革新の話が出ると、こんな時に限って、温暖化で氷が溶解しつつある南極に生息する海洋生物の顔が頭の中をよぎる。「自分どうしようもなく反抗的だな」と思った。顔合わせにも関わらず、終盤にちょっとした事が起こり、動揺と嫌悪を一気に味わう。ああもうカナダ行きたいよ、と現実逃避めいたテンションで帰りに省庁のトイレで泣いたり、家の前の坂道(通称=涙坂)で再び声を上げて泣いたり、感情という名の魔物に、千尋の谷から突き落とされかけた1日だったのだけど、谷底から嫌なもの一杯くっつけて這い上がってきて、どんな酷い事態でも薄ら笑いで対応出来る人間に私はなりたい。という考えに最終的に着地。馬鹿である。でもホントに、もっとすれっからしになりたい。