11.21

来春からの勤め先からメール。採用siteリニューアルの報告などなど。メールの文面からその職場に流れるすごく良い雰囲気が伝わってきて、私この会社に入れてよかった、なんて珍しく自己肯定してみたりした。メールの最後に、デンマーク大使が社屋を訪問したことが追記されていた。デンマーク?少し笑った。
就職に関しては、いつものことながら誰にも相談せず自分でチャッチャと済ませたからか後から色々言われたけど、自分では満足している。てゆうかどうしてみんな「作家、作家」言うかね。アーティなミナミンに内定が出たって報告した時も、おめでとうも何もなく「で、その会社に入ってなにがしたいんや?」って問いつめられたから「お金。とりあえず、バイトしながら30歳になってもフリーターで、個展やっても知り合いしか来なくてとか、公演やっても客席みんな知り合いで埋まっててみたいなこと、私には無理なんだ。以上。」って言ったら当たり前だけど超険悪な空気になった。でもホントにそう思うんだから仕方ないよ。そういう状況で初心を忘れて、腐って、作れなくなって、そのことを置かれてる状況のせいにして崩れていった人沢山見たし。何の後ろ盾もないぺーぺーが競争原理の世の中で行き延びるには、まず第一に生計を立てることが大事だと思うんだよね。でなきゃ社会の中で闘っていけないし、社会の中で闘えないのに、モロ弱肉強食のアート業界でどうやって生き残ってくんだよー!と、思うんだけどね、結局最後まで賛同は得られなかったよね。あとさ「学校残って制作して〜ナンタラカンタラ」とかってのもさ、イマイチピンと来ないよ。アートを学んだ人間にとって、その機能を果たせる場所が学校しかないのだとしたら、それってお先真っ暗じゃない?そんな中で作品作って夢を描いたってさ、それホントに夢でしかないって思うんだけど。
と色々うるさく書いてしまったけどー、まあでも結局、それぞれのフィールドでやっていけばいいんだけどね。なんて強引にまとめてみたりー。