07.24

顔のない裸体たち
平野啓一郎『顔のない裸体たち』
作品全体に流れている醒め切った感じがいい。何カ所かに素敵な描写もあった。この人の作品は、例え田舎町で繰り広げられるドン詰まりの男女の性愛の話でもどこかオシャレな空気が流れているところが好き

凪渡り ― 及びその他の短篇 (九竜コミックス)
高浜寛『凪渡り及びその他の短編集』
イントロの部分が素晴らしくクル。こういう切なくも情けないしかし切実な独白を作品にしてみたい