04.11

研修。最終講義でシュミレーションワーク。
限られた条件の中で、知恵を出し合い課題制作にあたる。効率的な作業を促すデザインを考え、数式を使い設計図を描き、定規と鉛筆を使って線円を引く、課題点を抽出し解決にあたる。それぞれの個性や特性を総動員しつつ、集団で1つのミッションを達成していく。一応、商品開発のシュミレーションだったんだけど、使える道具が限られていたためか、猿から人間に進化していく過程をシュミレーションをしているかのような錯覚に陥った。人類の文明や技術ってこうやって築き上げられてきたのねー、なんて壮大な進化のダイナミズムを感じたりして。でもってやっぱり、手を動かしながらモノを考えることの出来る人間は強いなあと、そんな風に思った。
研修では理系出身の人とばかり話をしていたのだけど、彼等は総じてハードなスポーツを趣味にしていた。トライアスロン日課にしていたり、蔵王山を自転車で昇ったり、夏の夕方に全力疾走したり、、などなど。数多の理系の中でも、そういう体力のある人だけ抽出して採用したのかもれないけど、彼等と接すると、何かこう肉体は精神を制すというか、理論と感覚のバランスをきちんとセルフコントロールしているような印象を受けた。そういうのって大切だよね、そんな風に思った。頑張ろう、美術系。